# フォッグ行動モデル
the Fogg Behavior Model (FBM)。
行動が起きるには「[[モチベーション]] (Motivation)」「能力 (Ability)」および「[[きっかけ]] (Prompt)」の3要素が同時に集まる必要があるという BJ Fogg 博士が提唱する行動モデル。
```mermaid
graph LR
行動 --- モチベーション
行動 --- 能力
行動 --- きっかけ
```
```
B = MAP
```
「フォッグ式消費者行動モデル」「フォッグ式行動モデル」と訳されることが多い。
- https://behaviormodel.org/
フォッグ行動モデルについて分かりやすく解説されている BJ Fogg 氏の著書『習慣超大全』が理解するのにおすすめ。
## プロンプトとトリガー
きっかけについて BJ Fogg 博士は当初「トリガー (Trigger)」と呼んでいたが、2017年後半に「プロンプト (Prompt)」という用語を使うようになった。
> (I once called this element the “Trigger.” I changed this term in late 2017. Now I use “Prompt.”)
> — Prompts | behaviormodel - Fogg Behavior Model. https://behaviormodel.org/prompts/, (参照 2022-03-16)
```
B = MAT
```
## フックモデルとフォッグ行動モデル
4つのステップを踏むことで[[行動を習慣化させる]]「[[フックモデル]]」では「トリガー」に続く「アクション」を起こさせる考え方としてフォッグ行動モデルを紹介している。
## 関連ノート
- [[モチベーション]]
- [[きっかけ]]
## 参考文献
BJ Fogg. [習慣超大全](https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B091C915VR/wwwnaneyorg-22). ダイヤモンド社, 2021年5月25日.
ニール・イヤール, ライアン・フーバー. [Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール](https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B00KKN3JAK/wwwnaneyorg-22). 翔泳社, 2014年5月23日.
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公開日: 2021-02-02 (2021-02-22 に #nNote から移動) / 最終更新日: 2023-01-03
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